アクリルゴム防水による建物保護
防水の必要性
雨、風、日射などの自然環境により建物の屋根や外壁は劣化していきます。建物を長期間維持するためには、躯体への劣化因子の侵入を防ぐための防水が重要となります。
近年は、環境保護の観点からも予防保全を行いながら建物の長寿命化することが叫ばれており、環境にやさしい水性の次世代アクリル塗膜防水も活用されております。
施工店とメーカーの協業により身近な存在である「アクリル」の可能性を追求し、生まれた防水材が「水性アクリルゴム防水材」の「アトムレイズJS」です。
水性のため環境にやさしく、高品質であり十分な耐久性を持っています。次世代の防水材として多くのご利用をいただいております。
- POINT
- JIS A 6021 建築用塗膜防水材 認証品
建設技術審査証明(X-1、X-2工法同等性能)
建物の長寿命化への貢献
長寿命化対策のポイント
長寿命化には雨水等の劣化因子の侵入の防止、熱や紫外線のケアが不可欠で、予防保全による維持管理が必要です。
- ■ 雨水の侵入防止
- POINT1
▲ 強伸度試験
- POINT
- 伸びと強度のある防水材で下地の動きに対応し、長期間雨水の侵入を防ぎます。
- ■ 熱劣化、熱変化の抑制(熱劣化とひび割れ制御)
- POINT2
● 熱による防水材の劣化
熱劣化試験(100℃×30日)
- POINT
- アトムレイズJSは、高温になってもほとんど変色やひび割れを生じません。ウレタン塗膜防水材は黄変、脆弱化していきます。
● 熱変化による建物の動きの変化
ひび割れの挙動を再現する試験治具
- POINT
- アトムレイズJSのW反射で高温化を防ぐことにより建物の動きを低減し、建物と防水材のダメージ蓄積を抑えます。
- ■ 紫外線劣化
- POINT3
- POINT
- アトムレイズJSは、紫外線による劣化がほとんどありません。
ウレタン塗膜防水材はひび割れを生じるため、トップコートを定期的に塗り替える必要があります。
促進耐候性試験3000時間後の表面状態
- ■ 予防保全サイクル
- POINT4
- POINT
- 建物を長期間活用するためには定期的な診断をもとにした修繕が必要です。
W反射防熱防水工法
- POINT
- 業界初のW反射システムで長期間、日射から建物を守るとともに熱中症対策に貢献します。
施工例
- ■ 宮崎県戸建住宅屋根の例
- CASE1
6年経過後も屋根温度の上昇を抑制。
- ■ 沖縄県体育館屋根の例
- CASE2
日射を防ぎ、熱中症対策へ貢献。
屋外よりも快適な環境を実現しました。
W反射でWBGT値が1.4℃下がりました。
- ■ 神奈川県教育施設外壁の例
- CASE3
アトムレジーナ工法により、
外壁表面温度を5℃低減いたしました。
環境対応を第一に配慮した高い安全性
多種多様な下地へ対応する工法
下地への付着と追従性を高めることで多様な下地へオーバーレイで施工することができます。
- コンクリート
- 塗膜防水
- シート防水
- 砂付きルーフィング
- 金属屋根
- アスファルトシングル
- スレート屋根
- 外壁
- タイル外壁